ジャクソン・ギャラクシーは、1966年4月28日生まれの50歳。
「キャット・ダディー」として親しまれている、世界的に有名なネコ行動専門家 です。
専門家として正式に認定されているわけではなく自称ですが(笑)、アメリカでの彼の人気はスゴイ!
本まで出版されているほどです。
彼はもともと、美大・演劇部を専攻していたロック・ミュージシャン(面白い経歴ですね)。
そんな彼が猫の世界に入ったきっかけは、動物愛護協会で働くうちに猫愛に目覚め、猫助けの道へ進むことになったようです。
その後、ある獣医師とタッグを組み、Little Big Cat , Incを起業し、猫専門コンサルタントとして、飼い主と猫の関係を改善することに努めてきたのです。
では、ネコ行動専門家とは何でしょう?
ズバリ、猫の行動心理を読み取るプロ
猫の感情は読み取りにくいため、問題行動を起こすと、多くの飼い主にとってお手上げ状態になってしまいがち。
そこで、専門家の出番です。
彼らは、猫の心理を探って問題行動を解決し、飼い主と猫の関係をより良いものにしてくれるのです。
ジャクソンは、猫が本能的に好きな環境を作ることこそ、問題行動解決のカギと信じて活動しています。
それを表す「catification(キャティフィケ―ション)」という造語を作り、日本語版まで出版されているんですよ。
さかのぼること約10年。
彼は、アニマル・プラネットのテレビ番組「My cat from Hell(地獄からの猫たち)」のMCを務めるようになります。
すごいタイトルですね!
飼い猫にギブ・アップ寸前の家庭を訪問し、悩みを解決するという内容です。
驚くのは、どんなに凶暴な猫たちも、最終的にはジャクソンに心を許すのです。
「なんか知らないけど、猫たちは僕に抱かれると落ち着くんだ」とキャット・ゴッドぶりを自負するジャクソン。
ぜひ、Youtubeでチェックしてみてくださいね。
猫たちが寄ってきやすい、落ち着いてしまって離れない、などと感じているあなた……。
ジャクソンのように、ネコ行動専門家が天職かもしれませんよ。
さらに彼は、猫の保護活動にも熱心なことで有名です。
野良猫団体(Stray Cat Alliance)と野良猫のための病院を運営する非営利団体(FixNation )の総指揮者であり、ニューヨークの猫問題に関する顧問委員として活躍しています。
素晴らしいです。
猫愛がみなぎっています。
彼の言葉を借りて、”Catify to satisfy.(キャット・フレンドリーな部屋作りこそ、満足のいく関係のカギ)“
参考サイト1
参考サイト2
著:Kiyoka
© 2017-2020 Cat Therapist Association.